統合失調症の妻と子供たちが僕に教えてくれた事。

ある日妻が統合失調症になりました。初めての陽性反応から入院、退院してから現在までの事を少しずつ綴っていきたいと思います。同じ疾病を抱えた人やその人を支える家族の方へ少しでも情報提供になればと思います。

噛み合わない1日

昨日は1日を通してミスだらけの1日だった。

 

ミスというか上手くいかない日

 

 

朝息子と娘を送って、雨が降っていたので洗濯物をコインランドリーに乾燥機をかけに行っていた。

 

だが、道がとても混んでいて、このままだと9時30分からのウェブミーティングに遅れると思ったので

 

コインランドリーを諦めて家に帰った。

 

その後、ミーティングが終わりコインランドリーで洗濯物を乾かして12時30分に会社に出社。

 

 

仕事で使うモバイルのアップデートのやり方を朝のミーティングで散々教えてくれていたのに

 

間違える。そしてモバイルが使えなくなる。ちーん!!!

 

出社して別のミーティングに出て事務作業して、15時過ぎに会社を出る。

 

 

買い物をして学童の長男を迎えに行くと、なんだか泣いたような雰囲気を出していて

 

どしたん?泣いた?と聞くと うん泣いた。

 

理由を聞くと冬休みあけて、すぐ3連休で久しぶりの学童が嫌だったらしい。

 

僕は嫌だったけどよく頑張ったね!と褒めて、その後学童の何が嫌なのかを

 

聞いた。すると

 

学校で遊んる仲の良い友達が学童にはあまりいない事。

 

同じグループでも中のいい同級生がいない事。

 

この2点だった。

 

僕はその話を聞いて、「そっか〜そうだよね。いつも一緒に遊んでいる友達がいないと楽しくないよね。

 

でも学童に行くと色々な学年のお友達がいて、そんなお兄ちゃんやお姉ちゃんと色々な話をしたり、遊んだり

 

することはなかなか出来ない経験だと思うよ。自分より年上の人と遊ぶと色々な事を教えてくれるよ。」

 

後、「学校や学童に行っていると楽しい事だけじゃなくて、嫌なことやめんどくさいこともあるよね、

 

楽しいことは思いっきり楽しめばいい、で嫌なことやめんどくさいことがあるから楽しい事が楽しいと思えるし

 

何より、嫌なことやめんどくさいことは息子ちゃんにとって1番勉強になったり、強くなったりする経験なんやで。」

 

みたいな話をした、1年生の息子にどれだけ伝わったか理解したか分からないが見守ってあげたい。

 

 

話は戻り、娘ちゃんを迎えに行って、家に帰って、みかちゃんが帰ってくるのを待って、みかちゃんが帰ってきたので

 

僕はそのまま仕事でお客さんの所に向った。

 

夕方の渋滞もあり、1時間近くかかったが、お客さんの所に行くと万全の準備が出来ておらず、僕はまた次回お伺させて

 

頂きますので日を改めましょうと提案。お客さんはすいません、そうさせて下さいとのことだったので僕はほんの数分で

 

お客さんのところを後にした。

 

 

う〜ん、色々な事が上手くいかず噛み合わない日ってあるよね。

 

でも大丈夫、今日も笑顔で過ごそう!!

 

 

頭の中、ストレス

家事と育児をしだして2年が経とうとしている。

 

 

世帯主として収入がないと家族を養う事が出来ないので仕事も頑張らないと。

 

長男は小学校に入学して、宿題を見たり、毎日準備物のチェックしたりと幼稚園に比べてより大変になった。

 

長女は相変わらず甘えん坊で保育園に連れていく時も4歳にしてまだ僕の抱っこで行っている、歩こうとしない。

 

通い慣れた保育園なのに、まるで毎朝が初めましてのような感じで先生と接している。

 

担任の先生なら大丈夫だが、2歳、3歳の時に担当してくれた先生はイヤイヤ言う。

 

毎朝、保育園に送りに行った時に担当の先生がいるかどうかで預けやすさが全然違う。

 

 

でも保育園の先生はみんな素敵で素晴らしくて、僕を見つけるとすぐに抱っこに来てくれる、娘が泣こうが関係なし。

 

保育園の先生を信頼しまくっている僕はどの先生でも娘を預けて安心して会社に行ける。

 

本当に毎日感謝でしかない。

 

 

家事と育児のストレス、仕事のストレス、プレッシャー等が溜まっていても、なかなか相談できる人もいない。

 

なんとか自分で処理しないと、

 

 

部屋が汚れているのも良くないし、日常生活を整えて、効率のいい家事と働き方を考えるしかないと思う。

 

流石に育児に効率を求めたくないので、

 

 

子供達にどうなって欲しいとか、考える前に自分がどうなりたいか、どうありたいかをはっきりさせて生きて

 

いかないと、なんか頭の中がめちゃくちゃで、よく分からなくなる。

 

 

やらなきゃいけないのにやらない、出来ない、仕事で電話しなきゃいけないのに出来ない、

 

そんな時がある。

 

仕事を頑張りたい気持ちあるけど、頑張れなかったり。

 

少しずつ集中していい感じになると信じていきたい。

 

なんかよく分からない話ですいません。

 

文章もめちゃくちゃだけどこのままにしときます

 

仲良し夫婦のコツ

このコロナの状況ではあるが、昨年末に身内の結婚式があった。

 

こんな状態なので、親族のみの結婚式ではあったがとても暖かい雰囲気の素敵な結婚式だった。

 

 

 

僕達は新婦側の親族だが、あろう事か僕に夫婦が仲良くできるコツをスピーチしてくださいとの依頼が来た。

 

ある程度大人数の人の前で喋ることは特に緊張とかは無いのだが、何を話そうか凄く迷った。

 

 

事前に言ってくれていたので、自分の中でしっかりと話の内容を準備する事ができた。

 

僕がいつも大切に考えていることを話そうと思った。

 

当日上手く話が出来たかどうかは分からないが要約するとこんな感じ。

 

 

僕が大切にしている夫婦仲良しのコツは2つあります。

 

まず1つ目はお互いに尊敬し合うこと。

 

今結婚に至るまでに色々な事があったと思うし、結婚してからはもっと色々な事が起こると思います。

 

そんな中で、今こうやって結婚しているということはお互いがお互いを大切に思い。

 

必ずお互いに尊敬する部分があるからだと思います。

 

日常を過ごしていく内にお互いが大切である事や相手が自分には無い素敵な部分がある事を忘れがちになります。

 

だから常にお互いが尊敬する部分をしっかりと理解しておく事で、常にお互いが大切な存在だという事を忘れずに

 

日々を過ごせるのでは無いかと思います。

 

 

2つ目は、今こうやって2人が結婚出来ているのは2人の両親がいたからです、2人の両親がいるのも2人にとっての

 

おじいちゃん、おばあちゃんがいてくれたからです。

 

ずっと、ずっと先祖代々遡って、その人の誰かがかけていたら今この会場にいる人誰もが存在していないかもしれません。

 

自分の両親を自分が大切に思ったり、大切にするのは当たり前です。

 

だから、お互いがお互いの両親を自分の両親以上に大切に思い、大切にして下さい。

 

 

みたいな事を話した。

 

原稿を作った訳でもなく、なんとなく頭でイメージした事をその場の緊張感を交えて話すのが僕流のやり方だ。

 

 

いっぱい噛むし、文章もきっとおかしかっただろうけど、新郎新婦に何か少しでも心に残る話が出来ていればいいなと思う。

 

 

生活のリズムと早起き

みかちゃん統合失調症になって色々な事が変わり、僕の生活スタイルも大きく変わった。

 

毎朝4時30分に起きて、ランニングして、マインドフルネスして、勉強して、お風呂で本読んで、ブログ書いて、

 

長男起こして宿題して、朝ご飯とお弁当して、みかちゃん起こして、子供達に食べさせて、小学校と保育園の準備して、掃除し

 

て、洗濯物干して小学校のお見送りして、保育園まで送って仕事に行く!!

 

ざっと朝の生活はこんな感じ。

 

4時30分から6時30分が僕の大切な1人の時間。

 

毎日同じことの繰り返しだけど、朝起きてから数時間、同じ事を繰り返すだけで生活が整う感じがして今は本当に大好きな習慣と

 

なった、特に早起きに関しては会社の人にも本当に凄いと言われる。

 

 

今は僕にとってはこれが当たり前で凄くなんてなんもなくて、早起きする為に早く寝る。

 

ただそれだけだ。

 

 

夕方もやる事は決まっていて、16時くらいに子供たちをお迎えに行って、買い物はお迎え後に行ったり、お迎え前に済ませたり

 

まちまちだが、17時には子供を連れて帰ってきて、そこから晩ご飯作って、18時過ぎには晩ご飯食べて、子供達に晩ご飯食べさ

 

せて、僕は仕事のアポイントがあれば仕事に行く。

 

仕事がなければお風呂で読書して、子供たちと一緒にお風呂入って、早ければ21時にはお布団に入る、遅くても22時には

 

寝るようにしている。見たいドラマはすべて録画して開いた時間に見るようにしている。

 

みかちゃんも21時には寝て毎日7時過ぎに起きるので睡眠時間は十分と言っていいほどだと思う。

 

 

陽性反応が出た時の睡眠時間は1時間とかでほぼ寝ていない状態。

 

だから僕は睡眠時間だけは多くとって欲しいと思っている、なるべく脳を休めて、身体も休めてゆっくりして欲しい

 

ただそれだけだ。

 

おやすみの日になるとみかちゃんは9時くらいまで寝ることもある。

 

やっぱりそれだけ毎日頑張ってて、みかちゃんの脳や身体は疲れてるんだな〜と思う。

 

 

統合失調症が発症して、入院して、退院してそれ以来入院はしていない。

 

大きな陽性反応もなく、仕事にも行けている。

 

本当にありがたい事だし、こんな生活が続いてくれるといいなと思う。

 

 

もし、同じような病気で悩んでいる方がいればまずは生活のスタイルを

 

変えてみるのがいいかもしれない、食事と睡眠とよく笑う、僕はこれを1番大切に考えるようにしている。

家事と自己肯定感

みかちゃんが入院した2018年の4月以来、わが家の家事は僕が全部やっている。

 

 

家事って本当に大変。

 

家事って終わらない。

 

家事って休みがない。

 

 

掃除、洗濯、食事、はもちろん。

 

お家のタオルを全部取り替えて洗うとか、お茶が無くなりそうになったらお湯を沸かしてお茶作るとか

 

食材や日用品を買いに行くとか、散らかった部屋を片付けるとか、本当に細かい事を考えるとお家の中にいて

 

椅子に座っているか寝ているかお風呂に入っているか意外は常に何かしらの家事というものをやっているのでは

 

ないかと思う。

 

フローリングの床は毎日クィッルワイパーしないと髪の毛と埃が溜まるし、子供たちの水筒も洗わないといけないし、

 

コロナが世の中に流行してからはマスクも毎日洗わないといけないし、

 

細か〜い事が山程あるのが家事。

 

そしてそのちょっとした家事をし忘れたり、買い物で書い忘れたり、失敗したりした時にいちいち一瞬落ち込む。

 

またやってしまった〜、また書い忘れた〜とか。

 

 

昨日も息子の小学校が始まるって時に持っていくものリストをチェックしたら、ぞ う き ん!!

 

 

って書いてあって、あ〜ぞうきん書い忘れた〜みたいな、、、、

 

なんかほんのちょっとした事だけど、ほんのちょっとのミスだけどこんな時に、自分をちょっとずつ責めて

 

自己肯定感が少しずつ下がって行ったりするのかもしれないと思った。

 

 

毎日家事を頑張っているすべてのお母さんとお父さんに本当に毎日頑張ってて凄いよね、お疲れ様、ありがとうって言いたい。

 

 

僕は僕自身に言いたい。

 

仕事と弁当

みかちゃんは昨年の6月から仕事に行き出した。

 

雇用形態でいくとパートだが毎日お仕事に行ってくれている。

 

 

パートに行く前は知り合いのカフェでバイトをしていたのだが、コロナの影響もありバイトをやめて

 

他の所で働きたいとのことだったので一緒に仕事を探した。

 

 

僕の本心としては家事や育児をもう少ししてくれたら嬉しいなと思ったけど、家事や育児をするより

 

仕事をしたいとの事だったのでみかちゃんの気持ちを優先して仕事を一緒に探した。

 

 

土日や祝日休みで有給もしっかり取れる所を探し、いくつか受けた。

 

確か4つくらい受けて3つくらい受かって、そのうち長く勤めれるんじゃないかなと思った所へ就職した。

 

 

現在は仕事自体が楽しいかというと全くそうではないみたいだが、毎日よく頑張っているなと思う。

 

よって僕の朝の仕事にみかちゃんのお弁当作りが加わった!

 

 

仕事自体が楽しい訳ではないとの事なので、せめてお昼の休憩時間くらい美味しいお弁当を食べて欲しいと

 

僕なりに毎日頑張って作っている。

 

 

お弁当箱も新しく2種類買い揃え、なるべく色合いが綺麗で美味しくて太りにくいものをチョイス。

 

 

毎日お弁当だと楽しくないので、同僚と外にランチに行けるときはランチに行くようにしてねと伝えている。

 

 

やっぱり外で食べるランチは気分転換にもなるし、元々食べるのが大好きなみかちゃんにとって知らない店に

 

行って食事をする事自体が楽しい事だと思う。

 

 

僕の会社とみかちゃんの会社は近いのでタイミングが合えば2人でランチに行くこともある。

 

 

まぁなんにせよ、薬を飲みながらでも、家族みんなで毎日過ごせている事自体が本当に幸せだし感謝でいっぱいだ。

 

 

 

しかる父ちゃん、あやまる父ちゃん。

昨日は久しぶりに息子に怒ったというか、叱った。

 

小学校の冬休みは金曜日からスタートということで昨日はみかちゃんが息子に少しでも楽しい冬休みを過ごさせてあげたいと

 

言う事で、仕事を休み、同じ幼稚園だったママ友に連絡を取り、遊びにいくことにしていた。

 

 

友達の所に持っていくお菓子を午前中に買いに行くということで長男に 

 

みかちゃん「買い物行くからついて来てね」

 

長男「俺買い物嫌いやからいかん」、、、、

 

みかちゃん「なんで?」

 

長男「行かん」

 

ずっとこの繰り返し。

 

今に始まったことでは無いが、長男が全くゆう事を聞いてくれない。いつもそう悩んでいた。

 

週末も僕が仕事でいないと、子供たちと1人で過ごす週末が厳しくて友達の家に遊びに行っている。

 

ただ、遊びに行くとわがまま放題で全くゆう事を聞いてくれない。

 

ずっとそんな状態が続いていた。

 

その都度僕はみかちゃんと長男から話を聞いて色々話をするものの全く改善しない。

 

だから家に帰った時に2人が喧嘩していてお家の雰囲気が悪い日もよくある。

 

 

みかちゃんに精神的なストレスや不安をあまりかけたく無いので昨日は久しぶりに叱る。

 

 

子供を叱る時には僕の中で明確なルールがある。

 

1 どう考えてもダメでしょって事をした時。(危ないことや、人に迷惑、嫌がる事をした時)

 

2 ご飯を食べない時。

 

3 みかちゃんが悲しんだ時。

 

この3つだ。

 

それ以外では怒ったり叱ったりせずちょっと失敗したり、何かをこぼしたりみたいな時は笑って楽しい雰囲気にするように

 

心掛けている。

 

昨日は3のパターン。

 

僕はこれを1番大切にしている。

 

大きく分けるとこれが全てみたいなところもある。

 

 

何をしてもみかちゃんが悲しむかどうか。

 

子供にも叱る時にはっきりと言う。

 

みかちゃんが悲しい事をしたら父ちゃんは怒る。

 

なぜならみかちゃんが大切だから、みかちゃんがいるから子供たちが今いるんやでと伝える。

 

でも、子供を叱るのは本当に難しい、子供はいつもと何も変わらない行動をしているのに

 

僕のその時の気分の余裕のある無しによって怒ったり叱ったりしてしまう時も良くある。

 

 

だから余裕がない時に無駄に怒ったり叱ったりした時にはそれに気づいた時にすぐに子供達に

 

「ごめんね、父ちゃん気持ちに余裕がなかったみたい。」と素直に謝るようにしている。

 

子供たちはいつもいいよ、と笑顔で慰めてくれる。

 

世の中に完璧なものなんてなくて、誰だって失敗するし同じミスを繰り返す、自分が悪いと思えば素直に

 

謝るそんな風に育ってくれるといいなと思う。

 

 

僕の気分で怒ったり怒らなかったりするのだけは本当に嫌。

 

だから無駄にイライラしない為にも心に余裕を持って生活したい。