統合失調症の妻と子供たちが僕に教えてくれた事。

ある日妻が統合失調症になりました。初めての陽性反応から入院、退院してから現在までの事を少しずつ綴っていきたいと思います。同じ疾病を抱えた人やその人を支える家族の方へ少しでも情報提供になればと思います。

お散歩事件

一昨日は娘を保育園に送って家に帰り、春休みの息子とみかちゃんと一緒に午前中散歩した、桜はまだ満開ではないが、朝のお散歩は気持ちがいい。

 

息子は補助輪付きの自転車でご機嫌だった。

 

そして昨日も夕食後18時くらいから近所の薬局まで家族みんなで買い物がてら散歩した。娘は前半の半分位まで歩いて残りは抱っこで行った。

 

息子はお気に入りの自転車だ、昨日は午前中は幼稚園のママさんソフトバレーみかちゃんと一緒に体育館で友達と遊び、昼からはスイミングで1時間プールで練習して夕方往復約40分の距離を自転車で走った。

運動があまり得意なタイプでは無さそうで身体も細身だが少しずつ体力が付いてきたと思う。

 

そして昨日の夕方の散歩で事件が起きた。

娘と手を繋いで歩いていた時、彼女は棒の飴をなめてたので手がベトベトだった。

因みに2歳の娘は手をつなぐときはいつも恋人つなぎをしてくれる。

 

 

僕が「娘ちゃんの手ベトベトやわ!!」と言った瞬間。

 

 

パッと手を離された。

 

 

 

えっっっっっっっっっ。

 

そこから手を繋ごうとしても首を横に振りまくってイヤイヤ言っている。

 

 

僕は一瞬で凍りついた。

 

 

そして数秒考え、すぐ謝った。

娘ちゃんごめん、全然大丈夫やで。お父さんが悪かったよ、ごめんね。

 

そうゆうと仕方なさそうにまた手を繋いだ。

 

僕はほっと胸をなでおろし、娘は2歳だが既に女の子←当たり前。

これからは失礼な事は言えない、そう思った。

 

 

久しぶりに背筋が凍る思いだった。

 

 

その後は最近お気に入りの肩車をして散歩した。

 

みかちゃんも少しだけど気分転換と運動になったり、季節の花や夕日なんかも見れたりして家族で散歩って本当に楽しいし、心が満たされる。

 

 

体力がついた息子の成長をみかちゃんと一緒に感じて、女の子になった娘の姿を見てみかちゃんと一緒に笑って、、

 

ちょっと近くまで歩くだけで楽しい。

 

このお散歩タイム、日々の生活に少しでもいいから取り入れて行こうと思う。