統合失調症の妻と子供たちが僕に教えてくれた事。

ある日妻が統合失調症になりました。初めての陽性反応から入院、退院してから現在までの事を少しずつ綴っていきたいと思います。同じ疾病を抱えた人やその人を支える家族の方へ少しでも情報提供になればと思います。

せいかつ。

みかちゃん統合失調症になってから人生がガラリと変わった。

 

以前では僕は仕事と仕事以外に所属している経済団体の活動でとても忙しく、家にはあまりいなかった。

 

実は発症した年は両方セーブして家にて家族と過ごす時間を増やしていた。

半年間で2回九州へ旅行へ行って、別府は我が家のお気に入りのポイントとなった。

 

発症する1年、2年前はほぼ家におらず家事や育児は全てみかちゃんに任せっきりだった。子供を妊娠してお腹が大きい時の生活においても僕はあまり一緒にいてあげれなかった。

 

出産時においては会社を休み2人とも立ち会うことが出来た。

 

発症前と発症後の生活、僕は自信を持って今の生活の方が幸せだ。

 

圧倒的に家族との時間が増えた。

もちろん収入は激減してお金はないがそれでも今の生活が本当に幸せだ。

 

収入は僕が効率よく働き、仕事のスタイルを変えればどうにかなると思う。

今はないが何とかすると決めているのでそこまでの心配はない。

 

ただ、こうやって毎日家族と話をして、一緒に食事して一緒に寝て。

そんなシンプルな当たり前に本当に幸せを感じる。

 

きっとみかちゃんが教えてくれたんだと思う。

僕にはこっちの生活のスタイルの方が幸せを感じると思うよって。

 

これからも今の生活を続けていきたい。

 

みかちゃんと子供達と一緒にみんなの事を考えて一緒に笑い、辛いことがあれば一緒に乗り越えていきたいと思う。