統合失調症の妻と子供たちが僕に教えてくれた事。

ある日妻が統合失調症になりました。初めての陽性反応から入院、退院してから現在までの事を少しずつ綴っていきたいと思います。同じ疾病を抱えた人やその人を支える家族の方へ少しでも情報提供になればと思います。

それは本当に些細な事で本当にちょっとした事。

統合失調症になったみかちゃんのおかげで僕は気づく事の大切さを知った。

 

それは日常生活において本当に些細な事、だけど些細ではない事。

 

いつの間にか掃除をしていてくれたり、洗濯物をたたんでくれていたり、残り少なくなった洗剤の詰替を入れてくれていたり、小さくなった石鹸を新しいものに変えてくれたり、トイレットペーパーを変えてくれたり、残り少なくなったコーヒーの予備を買ってくれていたり。

 

ほんのちょっとした事だけど、結婚して一緒に暮らすようになっていつの間にか夫婦のどちらかが行なっている事。

 

みかちゃん統合失調症になる前はこれらのほとんどを僕の知らない間にみかちゃんがやってくれていた。

僕はみかちゃんの入院以来これらの全てを1人でやって初めて気づいた。

 

小さな気遣いの積み重ねがこんなにあるなんて、この小さな積み重ねによって日々の生活が快適に遅れているということを。

 

僕はこれら全てを自分でやってみて初めてこの小さな気遣いだったり配慮だったりに気が付くことが出来た。

 

当たり前な事なのかもしれないが、僕はもはや当たり前だとは思わない。

 

なぜならこれらの事はほんのちょっとした事だけど、全て相手の為に、次の人の為を想って行われている行動だからだ。

 

そして、このほんのちょっとの事に気づくだけで相手に感謝の気持ちが芽生えるしそれら感謝の積み重ねをお互いに積み上げる事によって自分が幸せだと気づく事が出来るような気がする。

 

 

最近、みかちゃんが掃除機をかけてくれていたり、石鹸を変えてくれていたりと色々なちょっとした事をしてくれている。

 

本当に嬉しいし感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

みかちゃんありがとね!!