統合失調症の妻と子供たちが僕に教えてくれた事。

ある日妻が統合失調症になりました。初めての陽性反応から入院、退院してから現在までの事を少しずつ綴っていきたいと思います。同じ疾病を抱えた人やその人を支える家族の方へ少しでも情報提供になればと思います。

好きなら大切にしたくなるのが人の心理

週末は土曜日はゆっくりと過ごして、日曜日はみかちゃんは子供達を連れて高校の同級生達とランチへ行った。

夕方からはまた違う友達グループと一緒に毎年恒例のホタルを見に行った。

 

ホタルを見に行ったポイントは僕たちの中では秘密のポイントで本当にびっくりするくらいのホタルがいて、20時を超えたあたりからはとても幻想的な景色が広がる。

 

ずーっと眺めているとそーっとホタルが寄ってきて手にとることができる。

ホタルを子供達に優しく渡してあげると子供達の小さな手の平の上で綺麗にホタルが光っている。

 

子供達もみんな不思議そうな顔をしながら楽しむことが出来た。

 

もしかしたらいつかこの風景も見れなくなるかもしれないと思うと寂しい気持ちにもなるけどこれからも毎年行きたいと思う。

 

 

とっても楽しい週末だった。

 

 

 

みかちゃんは幼稚園のお母さんに誘われてバレーをたまにやっている。

バレーはとても苦手らしく、練習は運動不足解消の為に参加しているが試合になるとみんなの足を引っ張ると思ってとても気が引けるらしい。

 

だから出たくないといった。

 

僕はいいやん、出なくてと思いそういった。

 

試合を欠席する為にどうやって断るべきかという話になった。

 

みかちゃんは試合の頃には仕事をしているはずだから仕事がしたいので試合に出れません。と言おうかと言ってきた。

 

僕はそれならその時に仕事しているかどうか分からないんだから、練習は楽しいので自分のペースで参加したいと思ってるけど試合になると緊張してとても楽しめないので試合は出ないでおこうと思います。って言えば?と言った。

 

するとう〜んって感じだった。

 

その後僕は理由を述べた、仕事を理由に欠席する場合、仕事をしているか現状では不確定だし仕事をしていたとしても試合当日仕事をしているかどうか分からないやん、小さな嘘になってしまうかもしれないしそのちょっとした後ろめたさみたいなものがなんかストレスになりそうじゃない??

 

試合は楽しめないので試合はやめておきたいです。に関しては本当の気持ちを話してるからどこにも後ろめたさはないと思うよ。

 

 

話を突き進めていくと、自分がこう言ったことによって自分がどうゆう風に思われるのかというのをとても気にしているように感じた。

 

それこそ僕は配慮はしても遠慮はするな!精神でチームのみんなが頑張って練習している事を理解しそれらに配慮した上でしっかりと自分の気持ちを遠慮せず伝えることが大切だと思うよと伝えた。

 

人は自分が思っているほど自分の事なんか気にしてないもんやでっと。

 

 

僕は幼稚園のお母さん達とも会えば積極的に話すしなんでも言える。

みかちゃんが試合を休みたいと言ってそれをひがんだりそれが理由でイジメたりと言った感じのお母さんはいないと思うしどちらかというとすんなりと了解、練習は来れる時でいいから来てね〜くらいの感じだと思う。

 

最終的にはみかちゃんの言いやすいやり方で伝えるといいよと言った。

 

昨日その他にも色々と話していっぱい考えた。

 

みかちゃんは優しすぎて相手の気持ちを考えすぎて言いたいことを言わなかったりするんだなと思った。

そしれ相手に何かをいうときは自分にストレスのないような風に言うが、この風ってのがミソで自分にストレスがないように相手が傷付かないように、相手に悪く思われないように言うけどそれらはほとんどが本心ではないので最終的にスッキリしてないんじゃないかなと僕は感じた。

 

どちらが良くてどちらが悪いってのは本当にないんだけど、こういったちょっとした事の考え方や伝え方を工夫する事で後の気持ちが違ってくるような気がする。

 

これからもみかちゃんといっぱい話して一緒にどうするのが1番かを考えていきたいと思う。

 

 

後、どうしても話をしているときにロジカルに伝えているつもりだけどそれがみかちゃんにとって圧になってないかとか詰められているような気持ちになっていないかとか考える。

 

優しい言葉で優しい雰囲気で優しいペースで優しく会話することを心がけたいと思う。